モンジュールさんが造ったワイン

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モンジュールさんが自分で造ったワインを振る舞ってくれた。
化学者だけに貯蔵している瓶が良い。
薬品を貯蔵する茶色い瓶である。
日本でも昔から日本酒の一升瓶は茶色であった。多分、光による成分の変化を防止するための色だろうけど、最近の高級日本酒の瓶は、みんな透明になってしまった。
前から、モンジュールさんは、ブドウのワインを造りたくて、密かに、醸造の研究も続けていた。
日本で普通に安く売っているワインと遜色ない味に仕上がっていた。
イチゴも、お酒になる。
ちょいと、砂糖を加えて寝かせておけば、自然に発酵してくる。
モンジュールさんは業務用の冷凍庫にイチゴをたくさん保存していたので、イチゴ酒を造るための砂糖の分量を知りたくていたので、イチゴに対する砂糖の量を教えたことがある。もちろん、イチゴの糖度が影響する話ではあるが。
アルコール酵母は、体積あたりの糖度のアルコール発酵量が決まっていて、限界より多くの糖度があると、糖分を残して発酵を止めてしまう。このため、糖分が残った甘口の酒になるが、逆に限界以内であると糖分が完全にアルコール発酵し、辛口の酒になる。
そのことを、モンジュールさんは知らなかった。
発酵もバイオテクノロジーの一つであり、研究の成果を確かめるのも化学者の楽しみの一つでもある。今回は、その研究の成果を一緒に確かめるお手伝いをさせていただいたという次第である。

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