今、バングラで何が起こっているのか?

今週の金曜日の未明、バングラに飛び立つ予定である。しかし、ここに来て、バングラの治安が怪しくなってきた。
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上の写真は、今日のバングラ紙に載っていた絵である。この5日から、バングラデシュ恒例の日本で言うセンター試験が、野党20団体のストライキの影響を受けて、実施が危ぶまれているというのである。
昨年の1月5日に行われた総選挙は公平な選挙ができないという理由による野党のボイコットにより、与党大勝利に終わった。そして、今年の1月5日から、野党20団体が無期限でダッカ周辺の道路封鎖や単発的なデモ活動を行ってきた。
これに対して、与党アワミリーグは、最大野党のBNP(バングラデシュ・ナショナリスト・パーティ)党首カレダ・ジア婆ちゃんをBNP党本部に軟禁状態にし、党本部の周りにダンプカーを幾重にも置かせてバリケード代わりにしている。
また、恒常的な停電と称して19時間、党本部に電源を供給しなかった。また、党本部周辺半径2kmの携帯電話をつながらなくして、外部との連絡を絶ちきった。
また、野党関係者数千人を逮捕するとともに、正当化を強調して、毎日のように警察官に野党幹部を殺害させているようである。新聞各紙は、与党の圧力を受け、実態のほんのわずかしか書くことができないようである。
これに抵抗しようとする野党20団体が昨日から72時間のストライキを実施している。都市部の国民は、家から出られなくなり、学校も休校し、毎日、子供たちはテレビゲームで遊んでいるので、親たちが心配しているというのである。
日本で言う文部科学大臣は、試験は安全に実施すると断言しているが、72時間のストライキが、いつまで伸びるか定かではない。
カクテル爆弾と呼ばれるお手製の火薬詰め爆弾やビンにガソリンを詰めた爆弾が無差別に走っている車に投げ込まれ、多くの犠牲者が出ている。さらに、鉄道のレールを外して、列車を脱線させてみたり、エスカレートしている。
空港には救急車しか入れないとか、ダッカ市内と郊外の行き来が全くできないう情報が、バングラ在住の日本人からもたらされているが、現地のラーマンさんの話では、空港の有料駐車場にも車を入れることができるし、空港はダッカ郊外なので安全に行くことができるとか、夜だけが危ないとか、情報が錯綜している。
続きは、また、明日も書く予定であるが、バングラの危険度が増していることを、日本外務省もダッカの日本大使館も、ひた隠しにしている感が否めない。

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