接木クリップ

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久しぶりに悪友から、Cメールが届いた。モンジュールさんが接木クリップを欲しがっているので、手に入れて欲しいとの連絡であった。
農協の売店で必ず売っているものなので、悪友でも手に入れることができる。悪友は農家の長男なのだが、ご本人はサラリーマンが故に農業は、ほとんど知らない。多分、接木クリップなど見たことも使い方も知らないと思う。
6年位前にも、モンジュールさんに頼まれて、接木クリップを送ったことがある。あの時は、トマトの接ぎ木に使うために、日本のクリップが欲しいと言っていた。バングラでは、接ぎ木はビニルテープを使っている。樹木の接ぎ木ならビニルテープでも良いが、野菜苗の場合は、接いだところが蒸れて病気になり、失敗する例も多い。
接ぎ木は、台木と呼ばれる植物に、目的とする植物をつなぎ合わせる手法である。例えば、カボチャの台木にメロンを接いだりする。土を由来とする病気や害虫を抑制する。メロンの病気は、カボチャは罹らない。また、違う品種の台木や原種に近い品種を利用したりする。
モンジュールさんが日本製のクリップを欲しがる理由は、バネにある。バングラは、中国に負けず劣らずコピー天国である。同じような物を作ろうとする。しかし、日本製のバネの技術には、かなわないと言う。もしかすると、中国製かもしれないが。接木クリップのバネの微妙なテンション、強すぎず、弱すぎず、その微妙な力加減をベンガル人は生み出すことができないと言う。
今月9日、山形県立東根工業高校のバングラ渡航チームに手渡すことになるであろう。

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