ラナさんの悩み

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東京葛飾で焼き肉店を営むベンガル人・橋本羅名(ラナ)さんと巡り会って2年。2010/07/28の日記「ラナさん」
に、ラナさんと初めて会った時のことを書いている。
ラナさんは、自分の貧しき故郷バングラデシュに満足な食事もとれない子供たちのために、給食の出せる小学校を作ろうと日本に組織を作った。それが、社団法人「日本バングラデシュ協会」である。公益法人法が改正されたことをよく知らなかったラナさんもほかの役員も最初から社団法人を作ったしまったのである。
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アロアシャ学園は、現地バングラに学校を所有する法人と運営する法人がある。一般的には、日本では学校法人は所有権と運営権の両方の権利を持つ。しかし、バングラは、必ずしもそうではない。所有する法人の役員は外国人はなることができない。現在、日本側には、アロアシャ・プロジェクトというNPO法人がアロアシャ学園を支援している。
一方、ラナさんの方は、まだ、現地に小学校の所有権と運営権を持つ法人を立ち上げるまでには至っていない。それは、現地に、ラナさんを応援してくれる仲間はたくさんいても、ラナさんのために少々無給でも働いてくれる人や信用できる人々があまりいない現実があるからである。
また、日本側の役員も、学校を経済的にサスティナブル(永続的に)に支援できるスキルを持つ人いないのが実態である。
その点、幸いにもアロアシャ・プロジェクトは役員の全てが技術者であり、会員の中にも多数技術者がいる。農業、農業土木、園芸、バイテク、機械、電気(強電、弱電)、システムエンジニアなどの技術屋集団なのである。
悪友が「アロアシャがここまで来られたのは、奇跡に近い。」と講演で言うことが多い。様々な多くのトラブルに見舞われ、よくぞ、ここまできたものだと思う実感はあるが、私は偶然とは思わない。
現地に学校法人を立ち上げたり、その運営費を捻出するための事業を立ち上げるには、ラナさん自身がバングラに永住しないと、事がうまく進まないだろう。しかし、日本にいる奥さんや子供、自分が始めた焼き肉店を捨ててまで、バングラで活動することは不可能である。
ラナさんの悩みは、これからもズーと続いていく。
私も、できる限り協力をしたい。

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