ついつい、モンジュールさんと長話

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夕べも、モンジュールさんと長話をしてしまった。
11時頃電話したら、ナサリー(農場)でお客さんを相手にしているようだったので、30分後かけ直した。バングラ農水省の出先機関の職員が、肥料や農薬のことでモンジュールさんに相談に来ていた。
モンジュールさんは、ミミズの肥料やジャガイモの様々な研究に取り組んでいるので、テレビで取り上げられ、その番組を見て、マレーシアや中東からも客人が訪れるようになった。
バングラ国内で今年だけでも3つの賞を獲得しているので、知名度が上がり有名になっている。そうすると、必ずといっていいほど、悪い考えを持つ輩がモンジュールさんから利益を得ようと、砂糖にアリが群がるがごとく集まってくる。
「私は有名になろうと考えたことはない。」
「良い友達にたくさん恵まれているだけです。」
「どうしたら、貧しい人々の暮らしが良くなるか考えているだけです。」
「私はシンプルな考えを持っているだけです。」

シンプルが故に、人を信じて疑わないのがモンジュールさんの良さでもあり、欠点でもある。
蔵王キリスト教会から奨学金をもらったと話をしたら、とても喜んでいた。
しかし、ジャガイモが豊作貧乏で大変困っていることをとても気にしていた。
「去年から、わかっていたのです。」
「食べるジャガイモ作る人々たくさん増えたから、とても、ジャガイモ安くなっているんです。」
「今、ジャガイモでおもしろい実験してます。」
「今日もナサリーで実験しているんです。ボナニーさんも来てます。ムホンさんも来てるんです。」

電話の外からボナニーさん(モンジュールさんの奥方)の甲高い声が聞こえる。
「専門に学生入れて研究してます。」
「実験はみんなでしています。私は見てるだけだから。」

モンジュールさんは、新しい研究について、そっと教えてくれた。
まだ、ほとんどの人が知らないジャガイモの利用についての研究で、安いジャガイモを使って貧しい人々の食料になる技術である。内容は、今の時点では、ここでは触れることができないがバングラにとっては画期的な研究である。
話の流れで、日本に「ゴパン」という米から作る製パン器が人気商品で製造が追いつかないと話をしたら、米から作る驚きと「ゴパン」というネーミングに大笑いしていた。
暴落したジャガイモをいかに付加価値の高いものに商品化していくかがモンジュールさんからの宿題となった。
時計の針は、午前1時をまわろうとしていた。

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