また列車事故

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また、列車事故である。渡航前だというのに、暗いニュースである。

停止信号を無視した列車が行き違いのため停止していた列車と衝突し、14人が死亡し、100人以上が負傷した。運転手はダッカの病院に運ばれ、意識不明の重体である。制限速度を超えて入線したことも被害を拡大したようである。

日本でも福知山線の脱線事故は記憶に新しい。人間のミスによる事故は、なかなか無くならない。事故が起こったときは、誰しもが不幸を悲しみ、二度と事故を起こさないと誓うのであるが、喉元過ぎれば熱さを忘れるの諺のように、時間がたつと事故が風化してしまう。

事故の再発防止は、仕組みや制度の改善などである程度は防げるかもしれないが、肝心な人間が忘れてしまえば何ともしようがない。基本的には教育しかない。

ある警察関係者から聞いた話がある。日本では子供の飛び出し事故が多い時期があり、対策としてカモシカクラブなどの母子の交通安全教育で激減した。しかし、事故の減少とともに交通安全教育が低迷し、その後、また飛び出し事故が増えたという。

バングラデシュに貧しい子供たちのための小学校を作り、運営してきたホサイン・モンジュールさんがいつも言ってきたのは、「貧しいバングラデシュを豊かにするには、貧しい子供たちの教育しかない」という建学の精神である。

安心安全は、すぐれた教育の上に成り立つものであることを今更ながら感じる。

“また列車事故” への1件の返信

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    バングラに行ってらっしゃったんですよね。向こうでの事早く載せて下さいね。楽しみにしています。

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