恐るべし、漏電

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モンジュールさんが、ネパールに出張中にアロアシャ農場の作業小屋が焼失してしまった。アロアシャ・トレーニング・センターという古ぼけた看板が記憶に新しい。

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原因は、漏電のようである。バングラの電気配線は、とても恐ろしい。以前、アロアシャ学園の配電盤を見たとき、同行した友人Kが、目を丸くして驚いた。彼の専門は、シーケンス制御の強電であるが、全部同色の線を使っていたことに驚いたのである。

ヒューズが切れると代わりに針金を平気で使うし、常識以前の問題である。自動車でも機械でも電気でも、動けば良いという常識である。壊れれば取り替えれば良いという常識である。日本のように機械本体が壊れないようにコントロールするという発想がない。だから、失う物も大きい。

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小屋の中には、バイオコンポストの試作機(写真上)が保管されてあったが、当然、焼けてしまった。この試作機も苦労して作ってもらった。ただ、この機械もモータに負荷がかかると止まる仕組みになっていた。負荷がかかる前に止めなければ意味がない。バングラの常識で作られたものだけに、結果的にバングラの常識とともに失ってしまった。

単なる常識では済まされないものがあることを人として理解してもらいたい。しかし、それを理解するためには、教育しかないのかもしれない。この国の発展は、貧しい子供たちの教育しかないとモンジュールさんが始めたアロアシャ学園の方向性は正しい。

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