スッポンの話

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昔から「月とスッポン」と言われるように、比較にならない、たとえとして使われてきた言葉である。

バングラにこのような、月とスッポンを使った比喩があるかわからないが、日本のようにスッポンを食材とすることは無いらしい。

一昨年、バングラに行った悪友と知人がスッポンを食べてきたという。ベンガル人は泥に潜るスッポンやウナギを食べない。バングラでは、普通に野生のスッポンがいるというので、捕まえてもらって、彼らはモンジュールさんの家で鍋で煮た。

日本の醤油まがいの調味料で味付けしたが、旨くなく、モンジュールさんの奥方のボナニーさんがカレー味で味付けし直したら、とても味が良く、旨かったという。しかし、食べたのは彼らと居合わせた海外青年協力隊員の日本人だけだったという。

ワシントン条約に違反するようなカメではないかと調べてもらったが、どうも、日本にいるような甲羅の柔らかいスッポンのようである。スッポンと言えば滋養強壮、女性に人気のコラーゲンたっぷりの食材であることは日本では有名である。

宗教や食に対する概念の違いから、国によって食べるものが違うのは当たり前のことである。昨今、豚インフルエンザで大騒ぎである。イスラム教国では、ほら見たことかとほくそ笑んでいることだろう。

タケノコのように、美味しいとベンガル国民に教えない方がスッポンのためにはいいのかもしれない。

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