食糧価格高騰

食糧価格の高騰は世界規模に広がり、ここバングラデシュも例外ではない。最近のバングラニュースでは、バングラ軍の兵士の食糧が米から安いジャガイモに変えたと伝えていた。

ラッシャヒ大学のモンジュールさんは、この価格高騰を占うかのごとく、穀物のタネの新種改良に精力を注ぎ込んできた。特に、ジャガイモ。ジャガイモはオランダからの高い種芋をバングラ政府が輸入し、ウイルスがつくまで何年も増やしたジャガイモを農家は買わされていた。

モンジュールさんは、ウイルスのついていない安いジャガイモのタネを品種改良し、全国の農家に供給してきた。

また、トウモロコシは大半はタイからの輸入品であったが、モンジュールさんの研究でバングラ産のタネの大量生産にこぎつけた。

米についても、モンジュールさんは新品種の改良に取り組んでいる。しかし、バングラデシュ政府は、米の自給率の低下を予想し、どこの国から米を輸入するか検討しているという。バングラデシュの産業構造の急速な変化で、農村部の労働力が都市周辺部の工場地帯に吸収されている。比較的都市部に近い水田は耕作放棄地が目立ち始めている。

バングラ軍の兵士の食糧が米からジャガイモに変わってしまった背景は、ここにもある。

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