山分け

吊し切りされた羊の肉は、家族数に合わせて分配する。

モーシン・アリさんが、石を分銅代わりにした竿秤で、肉の重さを量っている。奥さんの兄妹の数分だけ山分けしている。

イスラム教最大のお祭り・イード祭については、宗教的意味を詳しくは知らない。何度かの渡航経験の中で感じることは、家畜に対する謝肉であり、平等に分け与えることと、貧しい者への施しがあるのでは思う。

日本では、殺傷はタブー視されており、牧場での家畜とスーパーマーケットでのトレー商品との過程が完全に欠落している。嫌なものは見ない、現実は見たくない、見る必要がないという日常の生活が、日本人に物を大事にする心と感謝の心を忘れさせているに違いない。

モーシン・アリ宅では、今晩は、ごちそうである。アラーの神のお導きに感謝して、ご相伴にあずかろう。

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