木酢液製造器

モーシン・アリさんが作った木酢液製造器

炭焼きのとき出る煙を冷やせば簡単に木酢液ができる。バングラデシュでは、木が少ないため、竹の炭が一般的である。日本では竹炭というと備長炭に並んで特別視されているが、火力が少なく、焼き鳥では苦労する。

アリさんに木酢液の原理を教えたところ、早速、製造器を作ってしまった。しかし、最初、煙突を塩化ビニルのパイプにしたため、熱で簡単に溶けてしまった。できれば、トタンではなくステンレスの方が錆びなくて良いと言ったら、ダッカから、それなりの物を買ってきた。

木酢液は、一般的に殺菌剤や土の中の善玉菌を増やす土壌改良材として使われる。また、鶏の餌に混ぜると産卵期間や寿命が延びたりすることが知られている。また、卵の質も良くなる。これが、学園で飼っている鶏に使えないかということになり、モーシン・アリさんが飛びついた。

しかし、鶏の餌に人間に悪い薬が入っているという風評がバングラデシュの国中を飛び回り、学園の鶏も、全部売うっぱらってしまった。その代わり、木酢液はボナニーさんの研究材料になった。


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