イード祭の吊し切り

軒先に羊を吊して、皮をはぐモーシン・アリさんと義兄。

上目づかいでカメラ視線で見つめている女の子は、モーシン・アリさんの愛娘・プリマ。
皮をはぐ手に思わず力が入り、吊しているヒモが耐えきれなくなり、羊が落ちてしまった。すると、プリマがゲラゲラと大笑いした。

ちょうど、このとき、日本の友人Kから携帯に電話が入った。目の前で、羊が解体されているというとビックリしていた。昨日、日本を発ち、翌日には、羊の解体に立ち会っている。昨日、知事選挙だったので、友人Kに結果を聞いたら、現職が負けたとのこと。

切れない包丁で、吊し切りにされていく羊を見かねてモーシン・アリさんに砥石を探してもらった。バングラの包丁(牛刀)は、日本のような片刃ではなく、両刃なので、シャープな切れ味がない。さらに、いつ研いだかわからないような状態なので、必要以上に力をかけなければならず、すぐに疲れる。探してきた砥石で早速、二人の牛刀を研いであげた。

内臓は腹膜ごと傷を付けずに、風船状に、そっくり外されたため、無惨な状態を見ずにすんだ。屠殺(とさつ)を見ると、吐き気がして耐えられない人が多いと聞く。普段の生活の中で、屠殺に出会うことは一生ないと思う。食品トレーにきれいな状態で並べられているを見て、屠殺を連想することはないし、連想したら、肉魚は何も食べられなくなる。

しかし、実態を知らないことは本当に良いのか考えてみたい。


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“イード祭の吊し切り” への1件の返信

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     私が小さい頃は,鶏を庭のゲージで何羽か飼っていました。
     しかし,ある日突然,何かの事情で片づけることになったらしく,みんなつぶしてしまいました。さっきまで,毎日かわいがっていた鶏が…
    それ以降,しばらく鶏肉は食べられませんでした。今は,大丈夫です。
     でも,現実を見ることも必要かと思います。

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