2017年の苺の出来具合は?

モンジュールさんの次女ポロマ(最後の写真の左側)が今年の苺の写真を送ってくれました。さて、今年の苺の出来具合はどうなのでしょうか?

糖度計を使っているようですが、実際、計測している写真がありませんでした。モンジュールさんは、糖度の高い品種を作りたいと以前から研究していますが、タヌキおやじは、土作りに力を入れるように再三言ってきました。長続きがしない国民性なのか、何年もかかる土作りは、彼らには不向きなのかもしれません。化学肥料にばかり頼っている苺作りでは、どんなに糖度の高い品種を作っても、甘いばかりで風味のない苺になってしまいます。

隣国、インドの高地では日本の東日本大震災被災農家が水耕栽培での苺作りを指導しています。タヌキおやじは、水耕栽培は栄養素に化学薬品を使った農業だと思っています。長い目で見ると決して人間の体には良くないものだと思っています。その結果が出るのは何十年も先の話になると思いますが、そのころは、タヌキおやじもモンジュールさんも、この地球には存在していないでしょう。

まもなく、広島県立大学に留学するモンジュールさんの教え子で部下のタンジマン・アラさん(最後の写真の右)が生育調査のためサンプル採取をしているようです。どうも、ラッシャヒ大学の農場で作付けして、研究しているようです。

苺は病気に罹りやすく、大量の農薬が使われています。バングラデシュでは、それほど、農薬は使っていないでしょうが、アメリカの環境保護団体が発表した2016年、2017年の残留農薬ワート50のトップに苺がランクインされていました。日本ではどうでしょうか。タヌキおやじが学生時代に農業を学んでいた頃、リンゴなどの果樹に年間30回ぐらい農薬散布をすると聞いても違和感を感じませんでした。最近では、回数こそ減ったものの、その代わり強い薬が使われているとも聞きます。病原菌や害虫(本当は害虫とは言いたくないのですが)が薬に強くなり、より効き目の強い薬剤を開発しなければならなくなったからだと言われています。

奇形果も苺の宿命です。原因は諸説あるにせよ、以前、タヌキおやじはアロアシャ学園で全国の農家に対する研修会で、ミツバチによる受粉の大切さを訴えましたが、関心がある人はほとんどいませんでした。それは、日本に比べ、天然のミツバチや飼育によるミツバチが多いということもありますが、積極的に商品管理するという概念が希薄なことも一因だと思います。

病気や害虫、奇形果など、商品価値が下がることは農家にとって、ダメージであることは間違いありません。しかし、これらの対策のために大量の薬剤を使うことは消費者への背任以外の何物でもありません。また、消費者も、安くて、美味くて、きれいで、形の良いものしか買わないというのは、自分で自分の首を絞めるているということであり、自覚の無さに、そろそろ気がつかなければならない時期にきていると思います。

バングラ全土での、今年の苺の出来具合はどうでしょうか?

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