青トウガラシSOS! その後

青トウガラシが危機的状況であると、現地の日本駐在員から連絡が入り、ホウ素不足による成長点の成長不良がわかり、ホウ素を散布したものの、正常な成長に結びつかず、結果的に収量が落ちてしまったようである。

ホウ素は対策が後手に回っては、正常な回復が見込めない。最初から、ホウ素を含む肥料を施してやらなければならない。

ホウ素を含む牛糞は家庭用の燃料にする国なので、とても、牛肥に回す量が足りない。

そもそも、土の中に肥料を保持するための有機質が極端に少ないので、金肥(きんぴ・化学肥料)に頼らざるを得ない。

毎年の洪水は、栄養分を上流からもたらしてくれるというものの、一回作物を作ってしまえば、簡単に肥料不足になる。洪水は、有機質も流し去るので、いつまでたっても土が肥えない。

「黄金のデルタ」というものの、それはデルタ地帯全体が森林に覆われての話である。森林に覆われた水田や畑は、落葉による大量の有機質を含み、さらに動物の排泄物や死骸を分解する微生物が土を豊かにしてくれる。

現在のバングラデシュに有機質を大量に含む土作りを望むのは困難である。

また、駐在員が嘆くように排水不良による農作物の生長不良も問題である。

悪友は、排水不良を解決すべく、暗渠排水(あんきょはいすい)の工事をしようと企んでいるが、バングラ全体が平らで、一体どこに排水するのか?

それから、前述の栄養分の問題。栄養分まで排水されてはトンでもない。悪友にH2O(純粋に水分子)だけ排水できる暗渠排水を考えてくれと頼んでいる。

この方法が開発できれば、悪友と共に、バックホウを使って暗渠排水の工事をバングラでしようと思っている。

悪友が先日言っていたように、ベンガル人に任せていたら何十年かかっても、何も良くならないのかもしれない。

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