在日ベンガル人たちの叫び

現在、日本で生活しているベンガル人の人たちから、電話をいただいた。

みんな、マスコミからの取材や知人たちからの問い合わせで、仕事が手に着かないと嘆いている人もいた。

バングラデシュ政府は、正確な情報を外に流さない。内向きの発言と諸外国への発表が全く異なる。現地マスコミも、どれが正しいか、わからないという。

今まで、2大政党の現政権アワミリーグ党首シェイク・ハシナと野党第1党BNP(バングラデシュ・ナショナリスト・パーティ)党首カレダ・ジアが交互に政権を取り、私腹を肥やすことに専念してきた。

彼女たちは、自分たちの子供に次政権を継がせようと躍起になってきた。このため、この度のようなテロリスト対策への具体的な政策も予算も付けてこなかった。

現政権は、隣国インドにべったりの姿勢を示し、数年前からのアメリカからのテロ情報に耳を貸すことはなかった。むしろ、アメリカとは疎遠の関係になっているという。

彼女たちが、私腹を肥やし、御身を守るためには、これからもバングラにISに関係する団体はないと断言するしかない。

今頃になって、彼女たちが手を組んでテロ対策に取り組もうなどと言っていることなど遅きに等しく、リップサービスかも知れない。

多くの海外のメディアがバングラ国内に入ることにより、バングラ政府の発表との食い違いも明らかになり始めた。

実行犯が高学歴者で豊かな暮らしをしている家庭の青年たちであり、アワミリーグ幹部の息子がいたことなど、少しずつ、犯人像がわかり始めている。

「バングラデシュを救いに行ったのに、何故、殺されなければならないのか?」と言われても在日ベンガル人の人々は答えようがない。彼らは、バングラ政府の代弁者でもなければ、バングラデシュを代表して日本に住んでいるわけでもない。

バングラは政治、経済、教育、治安、すべての面で、途上国だと彼らは言う。

外国人を標的に、外国人が必ずいる場所を狙った、今回のテロ事件。ラマダン中なので、日中レストランにいるのはイスラム教徒ではない外国人ぐらいである。

あるベンガル人は、あの店に行ってことがあるという。夕方までは、レストランで、夜になるとお酒が出るクラブ的な店だという。ある人は日本の商社マンたちが、よく、利用している店だという。日本でいう銀座や六本木のような場所だという。

原則、イスラム教徒は酒は飲まないし、ラマダン中は日中の食事はしない。

世俗的なイスラム教徒が多いバングラデシュにおいて、ラマダン中にテロを行ったことの意味は何だったのか。ISがラマダン中にテロを呼びかけているとすれば、自らをイスラム教徒ではないと公表しているようなものである。

一見わからないことばかりであるが、背景には、彼女たちの無責任な政治を否定できない。

在日ベンガル人が、どんなに本当のことを言っても、マスコミも日本人も興味本位でしか物を言わないことに在日ベンガル人たちのフラストレーションは溜まる一方である。

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