モンジュールさんとの話 その1

%e5%a4%a7%e7%89%b9_1

%e8%bb%8a%e4%b8%a1%e7%b3%bb_1
モンジュールさんの来日中に、電話で話し合った内容について、少し触れてみる。

一つは、次回、ラッシャヒに渡航したときに悪友とする土木作業についてである。

バングラデシュの土壌については、今まで様々な場面で紹介してきた。その土質については、日本の土とは全く異なる。

黄金のベンガルと言われた頃は、バングラ全土が豊かな木々に覆われ、その落葉と毎年上流から運ばれてくるミネラルとで豊かな国土を作っていたに違いない。しかし、今のバングラの土は有機質のきわめて少ない、化学肥料だけを使った、いわゆる、痩せた土が多いのである。これを何とかしようと何年も前から考えてきた。

悪友は、最近、目先に囚われ、今すぐに金になることばかり考えるあまり、有機質のない現在のバングラの土壌に今流行のバクテリアによる土壌改良細菌を蒔くことばかり考えている。いくら、アロアシャ学園の経費を生み出すとは言え、餌になる有機質が無いのに、どうやって細菌を繁殖させるのか、素人でもわかることだと思うのだが、話が噛み合わないので現地の農場に比較試験区を作ることになった。

この話をモンジュールさんにしておいてくれと悪友に頼んでおいたが、モンジュールさんが日本に来るまで、全く、話をしていなかったようである。

モンジュールさんに、試験区を作るために、農地とパワーショベルとトラクターを準備してくれとタヌキおやじが話したときが最初のようであった。

タヌキおやじは、毎年夏の終わりに土の下50cmに剪定枝や除草して乾いた草、自宅の乾燥生ゴミを入れ込んで野菜を作る実験を10年以上続けてきた。さらに、春は、不耕起で野菜苗を植えてきた。無肥料、無農薬の実績を積み重ねてきた。これに対し、悪友は他人が使った細菌で成功した例しか見ていない。

悪友がタヌキおやじに、その菌に対しする偏見ではないかと宣わくので、バングラに比較のための試験を作ることになったのである。

農地は、モンジュールさんがラッシャヒ大学の農場管理者になっているので、いつでも準備できるとのこと。農地に生ゴミや細菌を蒔くので、パワーショベルとトラクターを準備して欲しいと頼むと、いつでも準備するという。

今まで、ベンガル人に全て作業を任せきりにしてきたので、我々の渡航期間中に作業の終了を見届けることが出来ずに帰ることが殆どだったので、今回は、悪友と共に、自分たちで作業を終えることにした。

このため、現地で測量をし、位置決めと作業深さを決める。測量は悪友もタヌキおやじも農業土木の仕事で経験済みなので、お手の物である。パワーショベルはタヌキおやじが、トラクターは悪友が運転する。

モンジュールさんに、この話をしたら、みんな(大学の先生や学生)ビックリするでしょうと言う。今まで、農業やITの技術者としてバングラで机の上で話をしてきたタヌキおやじと悪友が、いきなり、現地で機械を動かして作業するとなれば、そりゃビックリするだろう。重機のライセンス持っているよとモンジュールさんに言ったら驚いていた。日本では重機はボランティアでする分には、ライセンスは要らない。ただし、公道を大型重機で走らせる場合は、ライセンスが必要になる。

ベンガル人に任せておいたら、いつになったら終わるのかわからないという反省から出た現地作業である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください