アロアシャ学園の始業式

1月1日はバングラデシュでは新しい年度が始まります。

アロアシャ学園では新年度380人の子供たちが学ぶことになります。

始業式として生徒全員に新しい教科書の配布が行われました。

学園の理事から次々と新しい教科書が手渡されました。

教科書配布後、理事たちから激励のメッセージがあり、生徒たちは勉強を頑張るという約束を誓いました。

始業式終了後、学園理事と教師が職員室に集まり会議を行いました。

学園スタッフは事務長を入れて14人です。今年、3人の先生が採用されました。

会議の中では生徒の保護者の教育に対する理解の不足が話題になりました。

生徒が自宅に帰っても勉強をしない。保護者もさせない。

経済的理由でアロアシャ学園に入っていますが、労働者としての子供であることが実態なので、仕方がないと言えばそれまでです。

バングラで有名なNGOブラックが貧しい子供たちを対象に1年生から4年生を1つの教室で一人の先生が教えています。この学校に保護者が金を出してブラックの学校に行っているということ聞きました。

これに対して、アロアシャ学園は一切お金を出さずに入れる学校です。先生は学科毎に教える方式を取っています。

保護者の意識を変えてもらいたいという先生たちの意見で、保護者を学園に呼んで説明会を開催することになりました。

それから、学園の運営について理事側から説明がありました。

今まで、学園運営費の柱となっていた種ジャガイモの販売価格が低迷し、利益が生み出せないため、イチゴ苗の生産拡大や乾燥マンゴーの加工にシフトしていくと説明しました。

また、万が一、運営費が賄えなった場合、他のNGOに引き取ってもらうか、政府管掌の小中学校にしてもらうことになります。

政府管掌になると、貧しい子供たちだけの学校ではいられなくなり、先生も解任されます。現在の先生が留任を望むなら、一人当たり100万タカのお金を政府に払わなければならないという、日本ではとても考えられないシステムになっています。

運営費については、事業規模の拡大により捻出していくことで先生たちに理解してもらい、先生たちからは引き続き、アロアシャ学園の建学の精神のもとに生徒の教育に臨んでもらうことにしました。

会議終了後、蔵王キリスト教会からの寄付金6万円(43,200タカ)を理事長のアノア先生に手渡しました。

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